リラ売りは利確して途転買い

相場観
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USDTRYは昨日3.326まで上昇して、今は3.32くらいでしょうか。前には3.09位のレジスタンスラインがあったのですが、7月21日と10月19日の記事に2回書いた通り、そこを抜いてきたら3.3の水準になると予想していましたが、今ちょうどその水準にいます。非常にイージーな取引でしたが、もう利確のタイミングだと思います。

S&Pがトルコ国債を格下げしリラは下落
トルコリラは前回記事にした通り、月曜日にある程度戻しましたが投資リスクが見直され下げる展開となっています。昨日S&Pはトルコの自国通貨建て長期国債をBBB-からBB+へ一段階格付けを引き下げました。これで投機的水準に下がったことになります。...
明日トルコ中銀の政策金利発表で相場が動くか
最近トルコリラが売り込まれています。原因は明日の10月20日に予定されているトルコ中銀の政策金利発表でひょっとして利下げが発表されるのではないかといううわさが流れていることによるものだと思います。現状政策金利は7.5%で市場予想は現状維持の...

私は途転してUSDTRY売りに昨日から回りましたが、売られすぎだから戻すだろうという、かなり薄い根拠のエントリーなので、EURTRYの動きも見ながらリラ売りが続くのであればすぐに閉じる予定です。

weekly usdtry

USDTRY週足

実際のトルコ経済の方はクーデター未遂事件以来ここ最近あまりよくないとみています。BIST100は基本的に横ばいを維持していますが、74,000を切って下がってくるようだと少し問題です。

トルコのErdogan大統領は最近EUへの加盟を問う国民投票をすることもできるといっていますが、本当にErdogan大統領が加盟したいと思っているかは微妙だし、トルコ国民が世界的なナショナリズムの動きに反して動くのはもっと微妙なのでEU加盟はかなり薄いことですが、もしそうなればリラは爆上げでしょうね。

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