トランプ暴落のメキシコペソは戻り狙いで

週刊SPA! 2016年 10/11・18 合併号をご覧いただいた方もいらっしゃるかと思いますが、そこでメキシコペソに関する取材を受けさせていただきました。やはりUSDMXNは20を越えてきて金曜日には21.39まで急落して、今現在は20.7位の水準ですね。こうなってくるとやはりトレード方針は戻り狙いです。

ただメキシコペソは対ドルで史上最安値更新中なので、正直どこで止まるかは分かりません。同じ記事で外為ドットコム総合研究所の川畑さんが22と言っていますが、その通りの気もします。

一つポイントになるのは11月17日にあるメキシコ中央銀行の政策決定会合で5.25%へ再度利上げが発表される見込みなので、ここでもしも利上げされないようだとやはり22は楽勝で超えてくると思います。でもやはり順当に利上げされるでしょう。メキシコ政府はトランプ大統領になることを想定していましたので、更なる緩和策が発表される可能性も高いです。

トランプが有利になるとペソが下がる
トランプさんはどうもメキシコのことを毛嫌いしているようで、メキシコ政府だけでなくてメキシコから移民してきたアメリカ人にも犯罪と麻薬を持ち込む...

前にも書きましたが、トランプさんはメキシコのことが嫌いなようですが、アメリカとメキシコの関係は密接なものがあるので変化は急には起きません。例えば自動車産業ではアメリカには10%ぐらいメキシコ製の車が走っていますし、部品まで含めるとメキシコにべったりです。単にメキシコからの関税を増やす場合は、すぐにアメリカの自動車産業は傾きます。

結局メキシコはアメリカ資本が投資した工場な訳で、すでに投資した設備の回収には長い年月がかかります。ビジネスマンな彼ならば産業にマイナスなことはしないはずなので、NAFTAは再交渉という動きはあるにせよ、大部分で関税引き上げはなく実質的には何も変わらないでしょう。

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