8年ぶりのOPEC減産合意と為替への影響

相場観
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昨日石油輸出国機構(OPEC)が8年ぶりとなる減産合意しました。これを受けて45ドル辺りにいたWTI原油先物は49ドルと10%くらい跳ね上がりました。

サウジアラビアはもう少し原油安を続けると思っていたのに、かなり早いギブアップかな。ちょっと意外でしたが、トランプ大統領がアメリカ国内でのエネルギー自給をビジョンに掲げているので、原油価格を安くしてシェア獲得しようとしてもアメリカが買ってくれないなら意味がないと見たのかもしれないですね。

トランプ大統領の政策ビジョンについて
第45代アメリカ合衆国大統領はドナルド・トランプさんに決まりました。彼は政策に関しては選挙戦で言っていた公約をほぼ実行すると思います。もう一度彼の政策のビジョンの一部を確認しておきましょう。 経済関連 これからの十年で2500万人の雇用創出...

こうなってくるとアメリカのシェールオイル採掘企業は息を吹き返してくるでしょうね。WTIは50ドル位で長らく抑えられていましたが、この抵抗線はすぐに超えてくると思います。ただどれくらい上げるかは様子見です。在庫がどのように推移するか見ていきたいです。

原油価格が上がるとなるとメキシコペソは買い材料です。トランプ大統領で暗いニュースばかりのなか明るいニュースと言えると思います。昨日は早速反応してペソ高になりましたが、もう戻してきていますね。でも原油価格は下がりずらくなるのですこしペソに強気で行きたいです。

昨日はアメリカ10年債券利回りがまた2.38%くらいまで上がってきました。また2.4%まで上がるかもしれないですね。OPEC減産合意で米国株上昇材料ですから、これが影響していると思います。昨日一日ドル円を売ろうと待ち構えていたのですが、おかげで売るタイミングなかったですね。115円くらいに抵抗がありそうなので、今朝一応小さく売りを入れてみましたがどうなるでしょうか。115円を大きく超えたら損切り予定です。

ドル高相場は一旦小休止か
11月はかなり強いドル高相場でしたが一旦小休止すると思われます。主な理由はユーロドルの1.05くらいに大きな抵抗があるからです。ここを突き抜けない限りここから大きくドル高になることはないかなと思っています。まずは一旦ドル高が調整されることを...

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