20pipsを狙うほうが200pipsを狙うより簡単という錯覚

FX取引で例えばドル円で20pipsを取るトレードと、200pipsをとるトレードはどちらが簡単だと思いますか?20pipsならトレンドを見極めてエントリーしたら簡単に取れそうなので、20pipsと考えてしまいそうですが果たして本当でしょうか。

一回のトレード当たりの損失はボリュームでも調整可能

200pips取ったとかいうとなんか大儲けしたように聞こえて、そんな大儲けを狙うなら損失も大きいんだろうと思われるかもしれませんが、ポジションを小さくしてしまえば損失は抑えることができます。

当たり前ですが20pipsを10万通貨でとるのと、200pipsを1万通貨でとるのは儲けは一緒ですよね。リスクは利益と損切りの幅だけでなく、ボリュームで調整できることを忘れてはいけません。

ボリュームで調整できる以上、20pipsだろうが200pipsだろうがリスクは同じということです。

200pips動くには時間がかかるがエントリーが楽

20pipsくらいは1日の間に余裕で動きますのが、200pipsくらい動く日は限られていたりします。なので1日の間に20pips取れそうなチャンスが沢山ありそうですよね。実際そうだと思いますが、問題はチャンスがとれるかです。

エントリーできるタイミングは見ているチャートの時間軸が短いほどシビアです。20pipsをとるときに見るチャートと200pipsをとるときに見るチャートでは時間軸が10倍くらいは違うので、エントリーするタイミングは200pipsのほうが大雑把で大丈夫です。

数多く取引ができるのは200pipsの方

FX取引はエッジ(優位性)のある取引を数多くこなすことによって、その優位性の分だけ利益となって表れてくるのを狙うものです。100%なんてないです。

数多く取引をこなすには、リスク管理が正しく行われることが一番重要です。そのリスク管理で重要なのが一回の取引でのリスクのサイズです。

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20pipsを10万通貨でとるのと200pipsを1万通貨でとるのは同じリスクですが、スプレッドが2pipsであるとすると、10万通貨では2,000円の手数料で、1万通貨では200円の手数料で10倍違います。

100万円分の手数料が必要になるには10万通貨で500回、1万通貨で5000回です。200pipsを1万通貨で狙うほうが10倍多く取引ができることになります。

スプレッドを誤差にできるのは200pipsの方

仮に利確も損切も同じ20pips-20pips、200pips-200pipsとした場合について考えてみます。市場が一様に変化するのであれば確率的に50%の確率で勝ったり負けたりしますが、スプレッドがあるので勝つ確率と負ける確率は変わってきます。2pipsのスプレッドがあるとすると、20pipsでは47.4%の勝率で、200pipsでは49.7%の勝率となります。

利確損切幅勝率
20pips47.4%
200pips49.7%

ただし49.7%の勝率と50%の勝率はほぼ同じと考えて大丈夫です。計算上の0.3%なんて実際の取引となると正直誤差です。

まとめ

20pipsを取ったことのある経験と200pipsをとったことのある経験では20pipsを取った経験のほうが多いと思います。人は経験の多いほうを代表例として全体を判断してしまう傾向があります。

しかし実際は20pipsを取りに行くよりも200pipsを取りに行く方が利益につながりやすいです。これは特に初心者に当てはまります。

なぜならば大して優位性のあるエッジの効いた取引ができないので、20pipsを狙ったデイトレードでは手数料の影響が強く出てよい結果が出ないからです。しっかりとテクニカル分析ができるようになってからエッジを効かせた取引がしやすいデイトレードに移っていくのがよいと思います。

また闇雲にポジションしても200pipsを狙うスイングトレードであればかなり長い期間FX取引を続けていくことが可能なはずです。ポジションを取っていればそのうちに実際の値動きを見ながらいろいろと学ぶこともできますね。

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