テクニカル分析は投資タイミングのアドバイザー

残念ながら世の中に未来の株価や為替動向を完璧に占えるものはありません。でもそろそろ買ってもよいかもとか、そろそろ売ってもよいかもとか、ちょっとしたアドバイスがあれば耳を傾けてもよいのではないかと思います。もちろんそれは100%正しくないですが、あなたの判断を多少改善してくれるのであればそれを取り入れることは悪くないのではと思います。そういったアドバイスをくれるものがテクニカル分析です。

ファンダメンタルズ分析を重視するのであれば、それは非常にコストのかかることです。残念ながら正しく早い情報は非常に高価です。もしもテレビのニュースや新聞を頼りにしているのであれば、それは大きく判断を誤ることにつながります。特に日本のメディアはひどく、特殊なバイアスがかかったものが多いです。海外メディアも取り入れることで改善はできますが、言語の壁もありますし、やはり早さの面では一歩遅れてしまうことになると思います。

一方テクニカル分析では、状況変化がすぐにわかります。株価や為替が動き始めてしばらくしてニュースが後でやってきてそういうことかということがあります。しかも株価や為替は証券会社やFX業者に口座を持っていれば誰でも手に入ります。テクニカル分析は安価で素早く投資判断に役立つ情報が簡単に手に入ることが大きな利点です。

ファンダメンタルズ分析で買った株が調子よく上がって、じゃあいつ売ればよいのだろうと思ったことありませんか。何も考えず持っていると結果下がってきて、大きな利益が出ずにもっと早く売ればよかったと後悔することはありませんか。もちろん天井で売り抜けることは無理でも、テクニカル分析をしていればトレンドの変化を察知してとりあえず売ってみるとかの判断ができたりします。

FXでポジションを取ったけど、どこまで下がるのかとか、どこまで上がるのかとか、目安があったほうが戦略が立てやすいですよね。急落の場面でもいくらまで下がる可能性があると分かったほうが精神的にも落ち着けます。テクニカル分析をすることで、おおよその目安を立てることが可能です。

ただテクニカル分析にはこれを使えば完ぺきというものが存在しないことです。ですので複数の手法を組み合わせて使う必要があります。そこがちょっと面倒なところですね。でも目的が100%テクニカル分析に頼るのではなく、ちょっとしたアドバイスを得るためだけと考えれば、少しずつ取り入れていけばよいだけではないでしょうか。