The Walt Disney Company (DIS)

日本でディズニーというとオリエンタルランドが運営する東京ディズニーランドを思い起こす方は多いかもしれません。本家のThe Walt Disney Companyといえば、映画会社として、またテレビ放送ネットワークのABCなども保有する総合エンターテイメント会社として認識されています。ティッカーシンボルはDISです。

家族を連れてディズニーランドに行くと、閉園時間になるとお土産と称して大量のグッズを購入させられて、しかもそのグッズはディズニーの付加価値が高いのか品物の価値よりはるかに高い値段で売られているのに驚きます。

投資し映画を作ってキャラクターの価値を創造して、それを幾重にも効率的に回収するビジネスモデルは素晴らしいとは気づいていましたが、ディズニーランドという投資回収システムがこれほどのものかとさらに驚かされます。

また特筆すべきは、教育としての側面です。まあ肩肘張った教育という意味ではないですが、少なくともディズニーのアニメは子供に安心して見せることができますよね。娯楽の側面も強いですが、ストーリーから子供が学ぶところもないわけではないです。親が子供に勧めて、子供がファンになって、その子供が自分の子供に勧める構図が見えてきます。そこから世代にわたってディズニーを楽しむといったすそ野の広いビジネスができているといえます。

ただキャラクターって一過性のものだったりするのですが、ディズニーのすごいところはそれが続いていることです。人間は飽きる生き物ですので、ソフトをいかに継続的に作り続けていられるかが重要です。そこでディズニーは、2006年にピクサーアニメーションスタジオを、2009年にマーベルスタジオを、2012年にルーカスフィルムを買収しています。

非常に強固な財務体質を武器に、継続的にクリエイティブでいられるかという経営課題に対して、今のところうまく対応してきています。安定的とは残念ながら言えませんが、十分にあるキャラクターがロングテールとなって急激的に悪くなるようなこともないでしょう。

DISも長期保有している株の一つで、まだ一回も売っていません。ルーカスフィルムを買収した時にちょっと躊躇しましたが、売らなくてよかった。そこから3倍近くになっていますね。最近上昇トレンドは終わって下落気味ですが、PER18.5程度で売るというよりは買い増すには良いタイミングと思っています。