メキシコペソはトランプ大統領によるいじめ効果が減少してペソ高に

相場観
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31日に予定されていたトランプ大統領とメキシコのエンリケ・ペーニャ・ニエト大統領との会談はツイートで中止されましたが、一応27日には電話会議をしています。また国境税を20%にして国境の壁の建設費に充てるなど色々とメキシコペソに対するネガティブなニュースは相変わらず流れています。

一方でメキシコペソの動きは、このようなニュースやトランプ大統領のツイートによってやや売られる場面があるものの、売りが売りを呼ぶ相場は終わり、悪いニュースやツイートによるインパクトが減り調整が優勢になっています。

メキシコペソのトランプ大統領ツイッター相場は長くは続かない
年明け早々メキシコペソが賑やかです。大きかったのが1月3日のFordがメキシコのSan Luis Potosiに16億ドルで工場を建設する計画をキャンセルして、アメリカのミシガン工場に7億ドル投資するという報道ですね。 これが流れを作ってU...

これはトランプ大統領のツイートによるペソ下落相場は続かないと書いた通りの展開で、結局は具体的に考えて行ってアメリカに最善の選択をしようとすると、メキシコにも有利な選択になることが分かってきたまでです。今回の電話会議でもそれが垣間見れます。

daily usdmxn

USDMXN日足

まずはUSDMXNが20.8ペソを超えられるかどうかで、ここを超えたら20少し切るくらいまでは行きそうですね。逆に跳ね返されるとまた22を目指しそうです。

トランプ大統領のメキシコいじめツイートはまだ続くはずですが、いじめ効果が薄くなった今はやはりペソ高を期待します。ただ原油の動きが今一つなのが気がかりです。ここがもう一段上がってくれたら18ペソ台を取ってくると思います。

トランプ・ディスカウントなどメキシコペソに強気な3つの理由
トランプさん当選の時に突っ込んだ際にUSDMXNのショートポジションを取ってからもう一月が経ちますが、方向性が出ないままポジションを寝かせています。しかしファンダメンタルズ的にメキシコペソに関しては強気なので簡単にポジションをクローズするつ...

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