レンジブレイク後のドル円相場

相場観
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先週16日にドル円はレンジブレイクしました。その後は典型的なレンジブレイク後の動きで、一気に下げて次の日には110円台をつけましたね。今は111円中ほどですね。来週はメインシナリオはこのまま108円から107円くらいを目指して円高が進むと見ます。

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ただ先月くらいから111円くらいで何度も下ひげをつけていますので、ここの水準の抵抗が強いとも読めますね。110円を割りたくない意識が働いていると思いますね。日銀も為替介入してもよいかなと思いますね。といってもドル安の流れは大きいと思いますので、時間を遅らせる程度の効果しかないでしょう。

WTIがトレンド転換したと3月6日に記事を書きましたが、まだ上昇トレンドを継続しています。コモディティ価格の上昇を受けて、予想通り新興国通貨も上昇を続けています。もう十分上がっていますが、まだ上が狙える状況と思います。

気になるところはダウ平均株価が調子よく上がっているのですが、そろそろ難しいところにきていることです。今17,602ですが、ダウ平均株価は散々押さえつけられている18,000くらいの水準を超えられないのではとみています。そこを越えられない場合はダブル・トップになってダウは売りになっちゃいますが、16,000-18,000でレンジになるかなと思っています。また18,000ドルを超えてくるとなると、せっかくハト派になったFOMCもタカ派に傾いてしまいそうですね。その場合は新興国通貨は売られることも想定しておきたいです。

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