Windowsで為替レートをデスクトップに表示する方法

旧ブログでも以前取り上げた内容ですが、問い合わせがあったので再度少し詳しく記事にしたいと思います。

為替レートをデスクトップに表示

仕事中に為替レートをチェックしたいときってありますよね。でもスマホで為替チェック...

useusd.blog17.fc2.com

為替レートは常に動いているのでたとえ仕事中でも気になりますよね。MT4を立ち上げておくのもよいですが、オフィスで堂々とは難しいでしょう。小さな文字で為替レートを小さくデスクトップに表示してくれるアプリが理想なわけです。

私がお勧めするのは、Rainmeterというデスクトップカスタマイズアプリと、そのスキンのMarket Pricesです。

Rainmeterのインストール

まずはRainmeterをダウンロードしてきてインストールします。バージョンは3.3.2でよいと思います。

Rainmeterのサイトからダウンロード

Market Pricesスキンのダウンロード

次にMarket Pricesのスキンをダウンロードします。ダウンロードしたファイルを開くとインストールされます。

Market Pricesスキン

設定の変更

5つの銘柄が表示できるMarketPrices-5_quotes.iniと、8つの銘柄が表示できるMarketPrices-8_quotes.iniがありますので表示したい銘柄数に合わせて切り替えてください。

Market Pricesスキン

このスキンの上で右クリックするとメニューが表示されます。

右クリックメニュー

為替銘柄に切り替える

“Edit Stock Labels”を選択するとエディタが起動されます。

[Variables]

; --- #  Index/Stock Labels  #
;-  Go to the Yahoo Finance Stock Center http://finance.yahoo.com/stock-center to find the symbols for the stocks or indexes you want to track.

Symbol1=USDJPY=X
Symbol2=EURUSD=X
Symbol3=GBPUSD=X
Symbol4=USDTRY=X
Symbol5=USDZAR=X

; ---  #  Time between updating quotes   #
;-  If UpdateQuotes=900 the quotes will be updated every 15 minutes. UpdateQuotes=1800 is every 30 minutes.  Note there is no point is going to anything less than once a minute (UpdateQuotes=60) as Yahoo! only updates the quotes once per minute.

UpdateQuotes=15

ここのSymbol1=^FTSEとかをSymbol1=USDJPY=Xに書き換えれば良いです。また更新頻度はUpdateQuotesで変えられます。ここでは15秒にしています。ファイルを保存して、右クリックのメニューのRefresh skinを選択すると設定が更新されます。

銘柄を為替に切り替える

表示する小数点の桁数を調整

デフォルトで2桁なので少ないですよね。全部4桁に変更しましょう。右クリックのメニューのEdit skinを選択するとエディタが起動されます。

[mBidPrice1]
Measure=Plugin
Plugin=WebParser
Url=[mYahooQuery]
RegExp="(?siU).*<LastTradePriceOnly>.*([0-9,\,]+\.\d{4}).*</LastTradePriceOnly>"
StringIndex=1
StringIndex2=1

[mBidPrice1]を探してください。RegExpと先頭にある行の中ほどにd{2}となっているところd{4}に変更します。これで1行目の小数点が4桁になります。2行目以降は[mBidPrice2]のように探してそれぞれ同様に変更してください。

ファイルを保存して、右クリックのメニューのRefresh skinを選択すると設定が更新されます。

小数点表示を4桁に変更

あとは必要に応じてカスタマイズ

Rainmeterは表示位置とかだけでなく色々なカスタマイズができます。自分好みに色々とカスタマイズしてみてください。