トルコでクーデターが発生しました。でもErdogan大統領が休暇中だし、首相も含め政府高官が拘束されていないようだったので、このクーデター自体はほぼ失敗に終わるだろうという見方でした。
それまでは市場が開いていましたので、ご覧のようにリラは暴落しています。でもただErdogan大統領が休暇でどこかに行っていて無事というところで下落は落ち着いたと思います。最高責任者を拘束できないとなるとクーデターの成功の確率は低くなります。Erdogan大統領がFaceTimeでインタービューに答えていたので、安心材料になりました。
実際に今ほぼクーデター側は排除されてきている段階で、ほぼ失敗が確定したということ見ています。
正直今回のクーデターはあまりにも用意周到さに欠けていると思います。なぜErdogan大統領が休暇中でどこにいるかさえ不明なときにクーデターをするのか、もしも居場所を知っていたのであれば警備が手薄だろうし簡単だったはずです。しかもErdogan大統領側の人間はだれも拘束されていない。このことからもErdogan大統領が裏で糸を引いていて自作自演ではないかと疑います。
パイプラインなどのインフラも破壊されていませんし失敗に終わるのであれば、今回のトルコリラの暴落はある程度戻ることを想定します。ただまだ全容が見えていませんので、どれくらい戻るか不明ですが、トルコへの投資リスクが改めて見直されるのは確かだと思います。
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