FXの残高、有効証拠金、必要証拠金、余剰証拠金、証拠金維持率とは

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MT4とかに残高、有効証拠金、必要証拠金、余剰証拠金、証拠金維持率という表示がありますが、馴染みのない言葉かもしれません。証拠金とはFX業者とかに取引の担保として預ける金銭のことですが、意味の違いによって呼び方が違いますので説明していきたいと思います。

取引証拠金/残高(Balance)について

FX業者に入金すると取引口座にある残高(Balance)に反映されます。この残高を取引証拠金と呼ぶこともあります。残高は取引の担保として使われますが、実際に取引をするまでは単なる残高になります。実際に取引をすることで一部が担保として使われます。

有効証拠金(Equity)について

実際にポジションをとると為替の変動により、決済していなくても利益が出ていたり、損失が出ていたりします。この利益や損失と取引証拠金と合わせたものが、有効証拠金(Equity)になります。

100,000円入金して、10,000円損失が出ている場合は、有効証拠金は90,000円になります。逆に10,000円利益が出ている場合は、有効証拠金は110,000円になります。

$$(有効証拠金) = (残高) + (利益)$$

必要証拠金(Margin)について

実際に取引をしてポジションをとると、実際に担保が必要になるのですが、これを必要証拠金(Margin)と呼びます。計算は簡単でポジションの金額をレバレッジの倍数で割ると出てきます。

1,000,000円のポジションをレバレッジ100倍で取るのであれば、10,000円が必要証拠金ということです。通貨ペアによっては口座の通貨に両替して計算します。

$$(ポジションの額) = (約定レート) \times (通貨数)\\
(必要証拠金) = (口座通貨でのポジションの額) \div (レバレッジ倍数)$$

余剰証拠金(Free margin)について

有効証拠金から取引中のすべての必要証拠金の合計を引いたものが余剰証拠金(Free margin)になります。余剰証拠金は新たにポジションを取る際に必要証拠金が十分にあるか確認するのに用います。

$$(余剰証拠金) = (有効証拠金) – (必要証拠金総額)$$

証拠金維持率(Margin level)について

有効証拠金は為替の動きによって変わってきます。一方で必要証拠金というのがあって、その金額を下回ると担保が足りなくなる事態になってしまいます。ではあとどれくらい必要証拠金に対して余裕があるかを示すのが証拠金維持率(Margin level)になります。

$$(証拠金維持率) = (有効証拠金) \div (必要証拠金総額) \times 100$$

証拠金維持率が100%を割ると、入金を要求されます。ポジションはさらに強制ロスカットの証拠金維持率になるまでは保持されますので、まだポジションを取りたいのであれば、即時に入金を行うべきです。

例えばXMの場合は証拠金維持率が20%を下回ると強制ロスカットになります。そこまで行くと無条件で全ポジションがクローズされてしまいます。口座が複数ある場合は、証拠金維持率が下回った口座だけが強制ロスカットされるだけで、ほかの口座に影響はありません。

まとめ

証拠金といっても、それが取引証拠金/残高(Balance)なのか、有効証拠金(Equity)なのか、必要証拠金(Margin)なのか、余剰証拠金(Free margin)なのか、証拠金維持率(Margin level)と色々とあります。

追加入金や強制ロスカットに会わないためにも、証拠金維持率が1000%を下回ってくると有効証拠金に注意する必要があります。しかし海外FXの場合には強制ロスカット上等で取引することもできます。仕組みや言葉を理解してリスクを取って利益を出していきたいですね。

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