FX取引の損切りのタイミングについて

テクニカル分析
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投資に絶対はありません。自信を持ってエントリーしても思いの通りの展開にならないことはよくあることです。素直に負けを認めて素早く損切りするのが一番良いです。FXに関しては妙な負けず嫌いはかえって痛い目に合うだけでやめたほうが良いです。

FX取引のエントリーするタイミングについて
FX取引でエントリーするタイミングって皆さんどうしているのでしょうか。私はFXトレードを主な生業にしているわけではないので、常にチャートを確認して取引を行っているわけではありません。どちらかというと空いた時間にチャートを確認しながら、相場に...

ちょっと思い通りにならなかったけど、もう少し待てばきっと流れが戻ってすぐに元に戻るだろうとか思ったりしますね。確かに戻るときもあります。でもそうならなかった場合は損失を広げるだけです。

時間軸を大きくしてみると、例えば豪ドル円を100円台の買いをまだ持っている状況ですね。きっといつか戻ると考えているのかもしれませんが、一生戻らない可能性もあります。50円台になってしまう可能性もあります。豪ドル円はスワップが付くので良いかもしれませんが、オーストラリアが政策金利を下げていったらマイナススワップになるかもしれません。

このような状況を避けるためには、しっかりと損切りを管理することです。

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エントリー時に自動的にストップロス設定

デフォルトのストップロス設定ができるのであれば、設定しておくべきです。OANDAのfxTradeだとデフォルトのストップロス設定が通貨ペアごとにできて便利です。MT4だとスクリプトで可能なのですが、どの通貨ペアも同じpips数というのも使いづらいです。

自動的にストップロス設定しておくのは、主にはストップロス設定を忘れないためです。自動で設定されていても必ず値を適切に修正する必要があります。MT4で設定するとあまりエントリーしない通貨の場合に間違うことがあるので自動設定はしなくてもよいでしょう。

基本的にエントリーするときに設定するのが理想ですが、私は成りでエントリーすることが多く、エントリーに集中したいのでエントリー後にストップロスの設定をすることが多いです。指値注文であればもちろん事前に入れておきます。

サポートラインを明確に割り込んだら損切り

自分のポジションがどこでサポートされるのか、サポートラインを考えます。レジスタンスラインをブレイクしてエントリーするのであれば、前のレジスタンスラインがサポートラインに変わると考えます。トレンドを形成しているのであればレジスタンスラインとサポートラインが引けます。

サポートスラインが水平であれば、ストップロス設定は一定で良いですが、水平でないのであればストップロス設定は時間とともに変わります。エントリーしたらストップロス設定を変えない人がいますが、私は頻繁に変えています。Trailing Stopも便利です。ストップロスは時間とともにエントリーした値に近づいていきます。そうでない場合エントリーした根拠が間違っています。

トレンドラインだけでなく、移動平均線やボリンジャーバンドの+2σ、-2σもサポートして考えられます。何でサポートされると考えてエントリーしたのかによって、どのサポートラインを割ったら損切りすのかを決めればよいということです。

ただ誤差を考えましょう。引いたラインは絶対ではないので、数pipsは誤差があることを考慮するのは無駄な損切りを減らします。

感情に左右されない

脳は損切りすることが嫌いですから、損切りしない言い訳が次から次へと頭に浮かびます。一瞬割り込んでいるだけですぐ戻るさとか、まだ移動平均線の向きが変わっていないから大丈夫とか、もう少し下に抵抗になりそうな線があるからここまで持ってみようかとか思うことがあります。過去にあったちょっと待っていたら戻った経験を思い出したりもします。騙されてはいけません。機械的に損切りできないと無駄な損が増えるだけです。

どうしても感情に左右されてしまう場合は、小さなポジションで取引しましょう。小さなポジションだと感情をコントロールしやすいと思いますで、まずはそれで損切りになれることです。

また損切りできたとしても、その後すぐにエントリーしたい気持ちになります。この気持ちも抑えて冷静に次のチャンスを探したいところです。

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