FX取引でエントリーするタイミングって皆さんどうしているのでしょうか。私はFXトレードを主な生業にしているわけではないので、常にチャートを確認して取引を行っているわけではありません。どちらかというと空いた時間にチャートを確認しながら、相場に流れがある、または流れが出ると思えばエントリーするくらいです。
エントリーするタイミングは確かに重要ですが、それよりもそのあとに思った流れにならない場合に速攻退場するようにすることを重視しています。例えばレンジブレイク後上昇すると思いエントリーしたけど、ほとんど上昇しないで同じ値にしばらくとどまっている場合もクローズしてしまいます。値幅も時間も考慮して損切は判断します。常に損を小さく抑えることが一番大事ですね。
エントリーするときにどこで利確するかはあまり決めていません。教科書的にはそこまで考えろと言われるのですが、結局相場を見ながら修正する必要があるわけですから厳密に考える必要はありません。エントリーした後に抵抗になるだろう値はテクニカル的に求めたり、相場の流れで判断しています。
大体の流れを大きく見る
私が最も重視しているのは大きな相場の流れです。大きな相場の流れは自分がポジションを保持しようとする期間よりも大きなチャートで見ます。下のチャートはUSDMXNの週足ですが、どうみても大きな流れはUSDMXNの買いです。
できるだけはっきりした流れが良いと思います。得意な通貨ペアがあれば別ですが、はっきりした相場の流れがない通貨ペアはあえて選ぶ必要もないと思います。
ここで見ているのは移動平均線が主です。
順張りか逆張りか
基本は順張りを考えます。このチャートからするとUSDMXNの買いができるタイミングを探すことになります。
でも私の場合は逆張りも狙います。逆張りの時のポジション保持時間は順張りより短いです。今まで順張りでポジションをとっていた人たちが一気にクローズする動きが値動きを速く大きくさせますので、結果として大きく取れることが多いので効率が良いです。
少し細かいチャートでその時のトレンドを確認
さすがに週足だけを見ながらトレードすることはほとんどありません。ドル円の場合は日足と4時間足を追加してトレンドを確認して、15分足を主にみてトレードしています。ポジション保持時間が1時間以内を想定しているので15分足を見ています。
USDMXNのようなエキゾチック通貨の場合は2,3日保持することも考えているので、日足や4時間足を主に見ています。
色々と時間軸を変えているのは、そのときのトレンドをみることやどのようなトレードにするかを決めることです。トレンドラインを引いて押し目を狙ったり、ブレイクを狙ったりします。
タイミングを見てエントリーする
トレンドライン付近に近づいたら細かいチャートでタイミングを見る
あとはトレンドラインに近づいてくると、主に見ている時間軸のチャートで動きを確認しながらエントリーするだけです。よく指値注文を入れたりというのもありますが、直近高値や安値は明らかですが、トレンドライン自体は人によって多少違ったりするし、ローソク足の動きというか勢いを確認して成りでエントリーすることが多いです。ただ指標発表の時は指値注文を入れておくこともあります。
タイミングを見るためにいつも見ているチャートよりも細かいチャートに移すこともあります。そうすることで相場の勢いがより分かりやすくなります。
ボリンジャーバンドを使う
ボリンジャーバンドを見ながらエントリーすることもあります。でもトレンドを意識して補助的に使います。よくやるのは入るタイミングを逃した後、移動平均線付近まで押したときにエントリーしたりですね。移動平均線だけだとボリンジャーバンドじゃなくても良いですが、±2σのラインの傾きが移動平均線と逆を向いているときはエントリーしません。
やみくもにエントリーしない
これが一番重要です。三角保ち合いからのブレイクや直近安値・高値ラインのブレイクではあまり躊躇なくエントリーしますが、それ以外のエントリーはポジションをぐっと少なくしたり、またはエントリーを見送ったりします。エントリーの確度に合わせても取引数量を調節し、またはまったくエントリーしないということです。
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