米国の債券やCD (Fixed Income) について

Firstrade
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Fixed Income と言われているものは、安定的に定期的に一定の支払いを受け取ることのできる有価証券になります。また元本は満期(maturity)になると戻ってきます。債権(bonds)や譲渡性預金(CD: Certificates of Deposit)がこれにあたります。

債権(Bonds)

債権は国や州などの政府機関だったり、企業が資本を増強する目的で発行される借金の借用書のようなものです。借用書はIOU(I owe you)と言われたりします。

債権ではあらかじめ定められた期間と利率により、利払いを行います。債権には利札(coupon)といわれる紙切れがついているのですが、それを利払日以降に金融機関に持ち込むと現金にすることができます。

ですので投資家はクーポンを見れば満期になるまでの間、いつ、いくら利息がもらえるのかが分かります。

例えば額面(face value)1000ドルで、利率(coupon)10%で、満期(maturity)が5年の場合、
毎年100ドル(1000ドルの10%)を5年間もらえて、5年後の満期に額面1000ドルが返却されます。普通は年に二回利払いがあって、この場合は50ドルずつになったります。

債券の種類

発行体によって債権は、米国債、地方債、エージェンシー債、社債に分かれます。

米国債(U.S. Treasuries)

US Treasuries または単に Treasuries はアメリカ合衆国財務省(United States Department of the Treasury)が発行する債券です。満期に応じてbills, notes, bondsと名前を変えます。

Bills は満期が一年かそれ未満の短期債になります。T-Billsとも言います。T-Billsは通常額面より割り引いて売られていて、割引分が実質の利息になります。

Notes も bonds も半年に一回利息をもらえて、満期に額面が返ってきます。満期が10年以下だとNotesで、10年以上だとBondsになります。

アメリカ合衆国の債権なのでリスクは低いですから、金利も低めになります。

地方債(Municipal Bonds)

町や市や州などの地方政府が発行する債券をMunicipal Bondsと呼びます。破綻するリスクはゼロではないですが低いです。その地方に住んでいると税制で優遇されたりします。

エージェンシー債(Agency Bonds)

Agency Bonds は政府機関が発行する債券です。といっても元払いを米国政府が保証している訳ではないので多少のリスクがあります。税制優遇などが無い代わり金利は高い傾向にあります。

社債(Corporate Bonds)

企業も社債を発行します。税制優遇はないしデフォルトのリスクもありますので金利は高くなります。満期は1年くらいから30年とか非常に長いものまで様々なものがあります。

Convertible Bonds といわれる転換社債では、債券を株式に転換することができます。Callable Bonds は任意償還権付社債で、満期前であっても発行者が返金することが可能なものです。

ゼロクーポン債(Zero Coupon Bonds)

Accrual bondsとも言います。満期になると額面が支払われるのですが、売られる段階で割り引かれています。日本だと割引債とかディスカウント債とも呼ばれています。

債券の投資方法

Firstrade のような米国証券会社を通じて債券は購入可能です。もちろんオンラインで購入可能です。

債券の安全性

債券は定期的に支払いがあって満期になれば元本を返却することを約束していますので、一般的に安全な投資方法といえます。米国債や地方債は政府が破綻する可能性はかなり低いので、リスクはかなり低いといえます。

しかし社債の場合は、財政状態が悪く多額の負債を抱えていてその返済にあてることを目的として発行しているような社債は金利も高いですが、リスクは高いものになります。よってすべての債権はリスクが低いとは言えません。

債券の選択と格付け

債券投資のリスクは、発行体が予定通りに金利や元本を支払えなくなってしまうことです。一般的に破綻リスクはクーポンや金利に現れます。もちろんアメリカ政府が破綻するリスクはゼロに等しいですが、企業の場合は起こりることで、その分より高い金利が設定されます。

Standard & Poor’sとか、Moody’sとかFitchとか格付け会社が債券発行体をそれぞれ評価してランク付けします。それを投資家が見て判断することになります。例えば Standard & Poor’sの場合、AからAAA格付けの企業は、予定通りに利息を支払う能力が十分にあるということです。格付けが下がるにつれて高い金利を支払う必要があり、また破綻リスクも高まります。BやCレベルは投機的とみなされます。

譲渡性預金(Certificates of Deposit)

一般的に市中銀行から発行されるもので、CDは、固定した金利の支払いを受ける権利をもった定期預金証明書です。他の Fixed Income 商品と同じように、CDは満期があって、元本は満期に変換されます。金利は課税されます。

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