11月はかなり強いドル高相場でしたが一旦小休止すると思われます。主な理由はユーロドルの1.05くらいに大きな抵抗があるからです。ここを突き抜けない限りここから大きくドル高になることはないかなと思っています。まずは一旦ドル高が調整されることを想定しています。
昨日はアメリカのGDPの発表がありました。7月から9月までのGDPは3.2%プラスと先月の速報値から0.3%上方修正され3%を越えてきています。個人消費に関しては2.1%から2.8%へ大きく修正されています。
再三トランプ大統領の期待とかじゃなくてアメリカ実体経済が上向いていることが金利上昇を生んでドル高になっていることを書いてきましたが、こうやって続々とデータになって出てくるでしょう。
何でもかんでもトランプ大統領と結びつけないでほしい
今ドル円は109.4円くらいですが随分円安が進んでいますね。トランプさんが勝利して一時101円くらいまで円高になりましたが、これは一旦危険回避的にドルが売られて円とユーロが買われた結果だと思いますが、すぐにアメリカの成長期待から債券が売られ...
GDPの発表でドル円とかは113円まで一時行きましたが、こういった後から出てくるデータで買うのは遅すぎます。景気が上向いていることはもうすでに分かり切ったことですので多少動くにせよすぐに戻ることになります。逆に上がったら売りのチャンスです。
こういった相場では出遅れた人が焦って買いに回ることが多く、それでちょっと上げる場面があって、でもすでにポジションしている人の利確ですぐに下げるパターンになったりします。ユーロの動きを見ながらドル円ロングはまずは気長に110円を切るまで調整されるのを待ちたいところで、それまでは逆にショートを細かく手掛けようかなと思っています。
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