昨日10歳の娘がニュースに出ているトランプ大統領の映像を見て「この人嫌い」と言っているのを聞いてショックを受けると同時に恐怖を覚えました。どうして嫌いなのか聞いたら「みんなが嫌っているから」だそうです。もちろん彼女は彼の目指しているものを理解しているわけではありませんし、彼の今までの言動自体も知りません。
彼は過去に学んでTPP離脱はするけど別に何も悪いことはしていないのに、アメリカの労働者を守ろうとしているだけなのに、民主主義に基づいてアメリカ国民が選んだ大統領なのに、なぜ他国の小さな子供にまで憎悪の念を抱かれなくてはいけないのでしょうか。
一方で、全てのメディアは中立ではありませんので、偏った報道があっても良いと思います。赤旗とか朝日新聞とか、特定の立場からの発言というのは私には興味深く感じますし自分にはない視点で学ばされる点も多いので嫌いではありません。
でもNHKも含めて全てのメディアが一辺倒に批判すると結構強烈だなと思います。メディアは全体をそのまま伝えることはせずに選択的にネガティブな情報ばかりを伝えているし、翻訳と声優を使って情報をゆがめたりしています。
まだ英語だとライブがあったりして抜粋されなかったりでそのまま伝わるので、真っ当なことを言っているのにすぐに気づけるのですが、日本語に訳されたときは悪意を感じるくらい酷く訳されていたり省略されたり、酷い口調で吹き替えられていたりしますね。実際にアメリカよりも日本の方が反トランプさんが多い気がします。
自由貿易の裏で莫大な富を築いてきた人達がメディアの株主ですから、番組自体も出演者達もみんな株主の顔色を伺ったものにしかならないことは、ある意味仕方のないことですので、理解したうえで大手メディアは見ないといけません。これを理解しないと私の娘のように反射的にトランプ大統領が嫌いにさせられてしまいます。
でもメディアの裏にいる人たちの意向は伝わってきて、これは投資判断に役立ったりします。今のところトランプさんが言っていることのいくつかは実施できない可能性があるので、トランプ政策を意識した偏った投資は危険だと思います。
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