Brexitの開票スケジュール

相場観
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6月23日に英国でEUのメンバーとして留まるのか、EUを離脱するのかを問う国民投票(referendum)が予定されています。Brexitと呼ばれていますね。日本のニュース番組を見ているとおかしな発言が目立ちますが、これは世界中に影響する大きなイベントです。EU離脱になるとまず日本の株式市場の大暴落が予想され注意が必要です。

情報に応じてポンドは大きく動くと思いますし、場合によっては為替介入もあると思います。開票後は短期売買を行いたいところですが、スプレッドが拡大していると思われるので、簡単ではないでしょう。ポンド、ユーロ以外の通貨を狙ったりするのもありかと思います。

相場が大きく動きますので、スケジュールを確認します。

23日7時英国時間(以下GMT)、15時日本時間(以下JST)に投票が開始されます。この段階では特に相場が動くことはないと思われます。投票締め切りは23日22時GMT、24日6時JSTです。もちろん開票前なので確定していないですが、民間の出口調査などの情報が流れて市場は動き始めていると思います。

投票締め切りから382地区で開票作業が開始されてます。24日1時GMT、9時JSTには最初の4地区の結果が分かるとされています。2時GMT、10時JSTには更に48地区の結果が分かり25%程判明します。日本の株式市場はこの結果を受けて大きく動き始めることが予想されます。

3時GMT、11時JSTには更に61地区の開票結果が分かり50%程度判明することになります。拮抗しているようだと、この段階でもどっちかわからないと思いますが、ある程度差ができているようだと、先が読める段階です。

4時GMT、12時JSTに更に135地区、5時GMT、13時JSTに更に109地区の開票結果が分かります。このころにはほぼ確定していると思います。後場寄りには注意が必要です。

6時GMT、14時JSTには66地区の開票結果が分かり、どんなに拮抗していたとしてももう確定しているでしょう。実際の開票作業終了は7時GMT、15時JSTになります。

8時GMT、16時JSTにはロンドン市場が開きますので、ここでもう一段大きなインパクトがあると思います。

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