アメリカの銀行では休眠口座にならないように半年に一度は資金移動を

アメリカの銀行
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日本でも休眠預金等活用法が施行されて、2009年1月1日以降の取引から10年以上取引がないと休眠口座となります。よって、2019年1月1日には日本でも休眠口座が大量に発生する見込みです。

今までは口座を放置していても凍結されることはなかったのですが、これからは日本もアメリカと同じように凍結されます。日本でも休眠口座が常識として広まることになると思います。

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りそな銀行は2年以上で休眠口座

実はりそな銀行では2004年から2年以上取引無しに経過した口座を未利用口座として、年間1,200円の手数料を徴収される制度を導入しています。りそな銀行に口座をお持ちの方はもう常識になっていると思います。

アメリカの銀行だと基本的に1年以上

アメリカの銀行の場合、基本的に1年以上取引がないと休眠口座となります。実際に休眠口座となり、口座がロックされるのは銀行によって多少長くなることがあります。でも大体1年半くらいのものが多いと思います。

休眠口座のロック解除方法

休眠口座となると、オンラインは既にログイン出来ない状態になっていますので、電話での手続きとなります。指示に従って手続きを行えば再び利用できるようになります。

手続きは簡単なのですが色々と聞かれますので、英語が苦手な方は難しいかもしれません。ハワイの銀行であれば、日本人が対応してくれることが多いですから安心です。もちろんユニオンバンクも日本語対応してくれます。

さらに放置すると没収される

休眠口座を長期にわたって放置すると、州に残高が没収されることがあります。ここまで来ると、ロック解除ですまなくて、州に対して所有権を証明する書類を提出して申請します。

個人では難しいので、普通弁護士にお願いすることになります。弁護士報酬と手数料が必要になるし、時間もかかるし面倒です。個人でもやってやれないことはないですが、書類の不備とかあると面倒です。

州に自分の預金が没収されて管理されているか以下のサイトから調べることができます。

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半年に一度は資金移動を

給与や配当など定期的な振込みがないのであれば、意識的に資金移動を行う必要あります。口座開設するときには必ず手数料のかからない送金パスを作っておくことをお勧めします。

例えば、以下のような方法があります。

  • CheckingとSavingの口座間で資金移動する
  • 証券会社の口座との間でACHで資金移動する
  • 自分の別のアメリカの銀行口座へ送金する
  • 家族のアメリカの銀行口座へ送金する

こういった送金パスを半年に一度くらい使って、口座をアクティブに保つ習慣を持っておきたいです。

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