日本人非居住者がハワイに行って銀行口座を開く場合にどの銀行に口座を開くのがよいでしょうか。ハワイには日本人がよく聞くBank of America、CitiやWells Fargoといったアメリカのメジャーな銀行は支店がありませんので、必然的にハワイのローカル銀行を選ぶことになります。
ハワイのローカル銀行
色々とあるのですが、日本人非居住者が利用するということで、以下の3行を比較の対象としたいと思います。
Bank of Hawaii
Bank of Hawaii (バンク・オブ・ハワイ)は1897年設立のハワイ最大の独立金融機関です。フォーブスマガジンが2009-10年に米国で最も優れた銀行として選び、それ以降も2位であったり上位にランクされています。非常に堅実な経営がされており、安心して利用できる銀行です。
First Hawaiian Bank
First Hawaiian Bank (ファースト・ハワイアン・バンク)は1858年設立のハワイで最も古い金融機関です。 古いだけでなく、規模も大きくBNP PARIBASの子会社であることが安心材料でしたが、最近IPOが話題になっていますね。
Central Pacific Bank
Central Pacific Bank(セントラル・パシフィック・バンク)は1954年設立のハワイで第3位の銀行です。かつて住友銀行と提携していた時期があって日本人サービスに関して抜きんでていると思います。
選択基準
選択基準は人それぞれですね。規模が大きいとか、経営が安定しているとかもありますし、手数料が安いとか、ATMが豊富にあるとかも重要な基準ですね。
ハワイ3大銀行比較
独断と偏見で3行を比較してみます。
Bank of Hawaii | First Hawaiian Bank | Central Pacific Bank | |
---|---|---|---|
経営面 | ◎ Forbes No.1 | 〇 BNP Paribas | 〇 |
規模 | No.2 | No.1 | No.3 |
ATM利便性 | 〇 Safeway | ◎ 7Eleven | 〇 ABCストア |
日本語HP | △ | △ | ◎ 日本語HP充実 |
日本語口座開設 | 〇 | 〇 | ◎ |
Free Checking | 〇 | 〇 | 〇 |
デビットカード | VISA | MasterCard | VISA |
安全面重視の方は、Bank of Hawaiiを選ぶのが良いと思います。利便性重視であれば、First Hawaiian Bankが良いと思います。日本語サポート重視であれば、Central Pacific Bankが良いと思います。
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