4月17日にOPEC加盟国だけでなく非加盟国も含め主要産油国の石油担当相がカタールのドーハに集まって産油国会合が開かれましたが、結局は増産凍結の合意が得られずに6月2日のOPEC総会まで持ち越しになりました。
原油相場にとって当然好ましくない事態で、WTIは40ドル台から週明け一気に37ドル台へ急落しています。メキシコペソもつられて下げていますね。ニューヨークが始まるまではここで落ち着くかは分かりませんが、思ったほど下げなかった印象があります。多少戻すようだと売ってみるのも面白いかもしれませんね。また36ドルを切ってきたら、更に売りで臨みたい状況でしょう。
今朝は原油と豪ドルの相関性からAUDUSDの下落と、USDJPYの反発終了による戻りが重なって、AUDJPYの動きが激しくなっています。ただ原油はまだ動く可能性がありますが、ドル円に関しては今の水準で安定する、下がっても107円前半で支えられると思います。原油さえ落ち着いてくれれば反発が考えられますが、もしも原油が下げてAUDJPYが82円半ばを下回るのであれば、そのまま80円割れを考えたいと思います。弱気相場突入に備えておきたいですね。
コメント