今回のドル円暴落は大きな問題が明るみになる前兆か

相場観
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1月3日の日本時間7時30分付近から一気に円が買われて、ドル円は104.87円まで急落しました。チャートからして108円くらいまでの円高は予想していた人が多かったと思います。108円を下回ったので、108円が壁になって戻りずらい状況かと思います。

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豪ドル売りというか円買い

今回の動きは、特に豪ドルが売られて円が買われたようですね。豪ドルは米中貿易摩擦の影響で中国経済の落ち込みを危惧するものとか日本のニュースでは言われそうですね。

ただこれ今分かったことではなくて、前から分かっていることです。1月3日に一気に動く必要はなくて、徐々にポジション取っていれば良いことなので、これらが直接的原因だとは思えません。

しかし参加者が少ない時間帯といえ一気にドル円が4円近く動くというのは、相当なリスクがあってそれを回避する動きがとられたと考えます。

豪ドルは確かに売られたけど、市場規模的にはドル円に比べたらかなり小さいので今回の動きは円買いとみるべきでしょう。AUDUSDが戻ってくればはっきり分かるかな。

米国10年債金利が先に大幅下落

この豪ドル売りや円買いが起きる前から兆候があって、ユーロが調子よく売られポンドも売られ、米国10年債金利は2.62%位まで一気に下がりました。

ポンドは豪ドルと一緒にさらに売り込まれています。ただポンド自体ボラがあるし、いつもと同じような下落の域かなと思います。

アメリカ株があまり下がらないところも少し気になりますが、円が買われてアメリカの債券が買われるなんて、リスク回避としてか思えないですね。

この市場の動きを素直に参考にしたい

何が水面下で起きているか分かりませんが、方向的にはこれからもっと円が買われる方向に市場が動いていくのかなと思います。このように大きな動きがあったので、問題が公になるのは近そうです。

あまりポジティブではないことが起きているようですので、リスクは控えめにしたいところです。情報を握っている人は情報を出さないように注意しながら、買い戻されるのを待って更に売ってくるのかもしれないですから、気を付けたいというか、ついていきたいところです。なんかきな臭くなってきました。

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