レバレッジ設定は高いほど利用者にとって有利

海外FX
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国内FX業者は2011年からレバレッジ規制で25倍までとなっていますが、海外FX業者は当然日本のレバレッジ規制に影響されることなく今でもハイレバレッジでの取引が可能で、海外FX業者を選択する大きな理由の一つになっています。

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 なぜ金融庁はレバレッジを規制しなければいけないのか

レバレッジ規制前は、国内FX業者もレバレッジ設定は400倍程度が当たり前で、より高いレバレッジ設定のFX業者がでるとそこに取引口座を移す人が多くでて、FX業者は高いレバレッジ設定を競っていました。

リーマンショックの際に、為替の急激な変動により証拠金を上回る損失を出した人が大勢出てしまいました。証拠金で回収できない分の差額の損失は、海外であればFX業者が負担しなければいけないのですが、当時から日本では利用者が負担しなければいけない不利な設定になっていました。そんななかFX業者は未収金を回収しようとしたのですが、当然回収は難しく多くのFX業者の資金繰りが危なくなりました。

FX業者が経営破たんするようでは金融庁は困りますので、FX業者を守るために証拠金を上回って損失がでることがないように、レバレッジ設定を低く規制して、FX業者が過度のリスクを冒して競争を行わないようにしました。

低レバレッジ設定は利用者にとって不利

雇用統計のような定期的にあるイベントでさえも、FXでは大きな値動きが起きます。大きな売り買いが発生した場合一瞬大きく動いてすぐに元の所に戻るような値動きも頻繁にあります。

100,000円証拠金に入れて置き、USDJPYを110円で20,000ドルをショートしたとします。すぐに110円のドル円が突然のニュースで111円に動いてすぐに110円に戻ったとします。国内のFX業者の場合、取引証拠金が88,000円必要ですから、111円に動いた際に証拠金は80,000円となり強制ロスカットさせられます。

レバレッジ設定が100倍の場合、取引証拠金は22,000円でよいですから、強制決済は余裕で免れます。110円に戻った時には損失は一切ありません。

このようにレバレッジ設定は高いほうが利用者にとってはローリスクとなり、低いほどハイリスクになります。

ハイレバレッジはハイリスクは本当

ハイレバレッジはハイリスクです。これは当たり前です。100,000円しか証拠金を入れていないのに100,000ドルポジションをとるのはハイリスクでしょう。取引の際のレバレッジと、FX業者のレバレッジ設定は別で混同して勘違いして話す人がいますね。

強いて言えば、FX業者のレバレッジ設定が高ければ高いレバレッジの取引ができてしまうのでリスクがあるということでしょうか。

保有時間でリスクは調整できる

一か月ポジションを保持するのと、10分ポジションを保持するのとでは話が違いますよね。前者は5%とか動いたりしますが、後者は0.5%も動かないでしょう。このように取引する時間を短くすることでリスクを低く抑えられます。短期売買であれば、たとえハイレバレッジであってもリスクが少ないといえますね。

ハイレバレッジの取引はハイレバレッジ設定のFX業者でしかできません。短期売買を行うのであればハイレバレッジ設定のFX業者が有利です。

スワップ取引の場合はハイレバレッジ設定が有利

スワップ取引をするときはレバレッジは4倍以下とかが普通でしょうか。200,000円証拠金を入れて、80円で10,000ドルをロングしたとします。25倍設定だと取引証拠金は32,000円ですね。スワップがたまるのを無視すると63.2円で強制ロスカットされますね。500倍設定だと取引証拠金は1,600円で、60.12円で強制ロスカットになります。このように高いレバレッジ設定のほうが有利ですね。

まとめ

レバレッジ規制はFX業者のための規制で利用者にとっては不利以外のなにものでもありません。低レバレッジ設定のFX業者では、強制ロスカットのリスクが高くなりますし、短期売買に向きません。ハイレバレッジ取引とFX業者のハイレバレッジ設定は同じではありません。FX業者のレバレッジ設定は高いほど利用者にとって有利になります。

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