ドル円相場はまた104.3円を試してくるか

相場観
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先週の9月の雇用統計は非農業部門雇用者数が予想に対して若干少ない15.6万人でした。最近15万人というのが基準になっているので、基準クリアという意味では良かったと言えるともいますが、先月の16.7万人よりは下がっていて下落傾向です。失業率が5%で先月の4.9%から悪化していますが5%は悪くありません。

ドル円買いは一旦利確のタイミングで次に備える
ドル円が100円を割り込まないとみるや、順調に円安方向にトレンド形成している最中ですね。でもそろそろ調整が入りやすいタイミングです。9月2日につけた高値104.32があるので、ここがまず抵抗線になると思います。 上昇を始めたのが9月28日あ...

雇用統計発表直後は市場は悪化した数字を素直に受け止めて、ドル安に振れました。しかし15万人という基準をクリアしているのと、失業率は5%に悪化したけど求職者が増えただけのことなので、どちらかというと今回の雇用統計の結果は12月14日の年内最後のFOMCでの利上げの可能性にプラスに働くものと言えます。相場の動きも102.77円で雲に阻まれて上昇に転じ、徐々にドル高になってきていて現在103.9円付近です。

こうなってくると104.32円を再度試してくる可能性を見たいです。チャート的にもまだ上昇トレンドで、まだダブルボトム形成の見込みがあります。7月21日の107.49円に向かって行く可能性が強くなってきました。

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