3月FOMC利上げは織り込み済みのなか115円を越えられるか

相場観
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トランプ大統領の議会演説の内容は日本の報道だとあまり良いようにはとらえていないようですが、実際の演説をライブでずっと聞いていましたが、ゆっくりハッキリした口調で内容についてもきっちりと一貫した方向性を示せてかなり良い印象の演説だったと思います。具体性といった意味ではほぼ予想通りだったですね。

トランプ大統領の議会演説前にニュートラルに
今日の日本時間11時頃からトランプ大統領が議会で施政方針演説を行います。去年の11月に彼の政策ビジョンをまとめる記事を書きましたが、演説ではそれを再度確認するだけになると思います。 ただ今回はそれぞれの政策ビジョンに対してどれだけ具体的な話...

さすがに演説中はドル円は112円台を付ける場面もありましたが、上昇に転じじわじわと円安に動いていきました。記事に書いた通り動き出したら付いていくポリシーでドル円買いでポジションをとり、2月20日にドル円は111円中から114円後半のレンジになる可能性があると書きましたが、まずは114円後半まで行ったのでとりあえず昨日利確しました。

ドル円はファンダメンタルズ的に買える状態になったが少し待ちで
ドル円相場ははっきりしない相場が続いています。日米首脳会談はありましたが今のところ円安に対するアメリカからの圧力もないことから115円近辺まで円安になることもありましたが、また113円付近に戻ってきました。 前も書きましたが、111円付近は...

ここからは115円付近を超えられるかですね。114円ちょうどくらいまで一旦調整していますが、やはり長期的には円安に動くとは見ていますのでもう少し上を試してもらわないと予定が狂います。115円を超えてきたらドル円買い再エントリーする予定です。

daily usdjpy

USDJPY日足

レジスタンスラインをはっきりと超えるためのイベントが欲しいところですが、3月16日のFOMCで利上げ発表は助けになりません。2月15日に発表されたアメリカの消費者物価指数は強いものでしたので、その時点で当然利上げされると誰もが思っていてそこから一か月で準備は整っていますので特にインパクトもなく利上げされるでしょう。

米国10年物国債金利は2.48%となっていますが、2.5%を超えてくると一気に2.6%に向かう可能性があります。逆にここで跳ね返されて下がっていく可能性もあります。米国10年物国債の動きはFOMCの金利発表なんかよりもドル円相場に強く影響しますのでこっちに注目です。

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