トランプ大統領の議会演説前にニュートラルに

相場観
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今日の日本時間11時頃からトランプ大統領が議会で施政方針演説を行います。去年の11月に彼の政策ビジョンをまとめる記事を書きましたが、演説ではそれを再度確認するだけになると思います。

トランプ大統領の政策ビジョンについて
第45代アメリカ合衆国大統領はドナルド・トランプさんに決まりました。彼は政策に関しては選挙戦で言っていた公約をほぼ実行すると思います。もう一度彼の政策のビジョンの一部を確認しておきましょう。 経済関連 これからの十年で2500万人の雇用創出...

ただ今回はそれぞれの政策ビジョンに対してどれだけ具体的な話が出てくるかがポイントになります。具体的な政策が出てこないのであれば、期待通りにすべて実施できないとみられて、トランプ政策期待で上がっていた株式には影響が出ることになります。株が下がると長期金利も下がりドルも下がる可能性があると思います。具体的な政治がきちんと提示されるのであれば、逆の動きになると思います。

個人的には、政策が出てこない可能性は多少はあるのかもしれませんが、基本的にはある程度具体的な政策が提示されるだろうと思っています。でもやはりトランプ大統領を信頼していない人は数多く居て、それがドル円相場に表れてレンジ下限にしていた111円台を昨晩取りに行きました。

ドル円はファンダメンタルズ的に買える状態になったが少し待ちで
ドル円相場ははっきりしない相場が続いています。日米首脳会談はありましたが今のところ円安に対するアメリカからの圧力もないことから115円近辺まで円安になることもありましたが、また113円付近に戻ってきました。 前も書きましたが、111円付近は...

しかし演説を前にレンジ中ほどの113円とニュートラルなところに戻ってきましたね。かなり簡単に100pips程とれるトレードができたのではないでしょうか。111円台で取ったポジションはいったん利確して、演説に備えたほうが良いかなと思います。演説後に流れができればそっちについていくだけです。

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