株式の長期投資でもタイミングが重要

米国株
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例えば今ある程度現金があって、それを全て株式に長期保有するつもりで投資しようと思い立ったとします。早速銘柄選びに没頭しようと思うかもしれませんが、銘柄選びも重要ですが、実はそれよりも重要なことがあります。それが買うタイミングです。

長期投資家ほどタイミングを意識しない傾向

30年保有するつもりで買う株を、本当に今買わなくちゃいけないでしょうか。スキャルピングやデイトレードをしているとエントリーに気をつかうのは当たり前ですが、長期投資になるとタイミングをないがしろにしている人が多いと思います。

どうせ10年後には配当も含めてプラスになる予定だからとか、確かにそうかもしれません。でもダウ平均でさえ、2007年から2009年にかけて半分くらいになりましたし、下落局面というのが必ずやって来るというのを意識したほうが良いです。タイミングの差が結果を左右します。

下落相場を待つ

とりあえず30%くらいの資金はすぐに投資してしまってもよいと思います。実際株主になると、アニュアルレポートもしっかり読むようになるし、ニュースにも敏感になりますので意味があることです。ただできるだけ現金で残しておいたほうが良いです。今ならば米国債券を買うというのも良いです。

米国10年債利回りが3%を超えて債券購入モード突入間近
米国10年債利回りがとうとう3%を超えてきました。心理的節目を超えてきたこともあり、資金がかなり株式市場から米国債券市場に流れ込んでいます。まあこういったことは予想できていて、このブログでも先月米国の債券について紹介しておきました。 ...

例えば、イラン核合意にアメリカが離脱して、イランが核開発を進めてサウジアラビアといざこざを始めた場合には、北朝鮮のような腹黒い対応とは違った、腹が据わった行動に出てくると考えられます。

もしも泥沼化するのであれば、株式市場にとってかなりネガティブなものです。2万ドルを切ったダウ平均をまた見ることになるかもしれません。

下落相場は長くない

上昇相場はロングですが、下落相場はショートです。上昇相場ならば買うだけですが、下落相場では何もしないで下がりきるまで待ちましょう。3ヶ月くらいで終わるかもしれないし、3年かかるかもしれませんが、相場は絶対に転換します。

ただ下がりきったことを判断することは難しいことです。落ちてくるナイフを少しずつ買う戦略もありますが、頭と尻尾はくれてやれで、トレンド転換を確認して買うのがやはり王道です。

売られすぎの相場で買うための現金比率

長期投資を行うのであれば、財務が健全でビジネスモデルがしっかりしている銘柄を選ぶと思います。こういった銘柄が売られすぎになるのは、相場全体が冷え切ったときしかないと思います。

このとき買いのチャンスですが、すべてを株式で持っていると売っても安いしで売れなくて結局何も買えません。債券を持っていればそれを現金に換えて株を買うチャンスです。このチャンスをつかめるかが本当に重要です。

このチャンスを掴む為にも、現金比率は相場を見ながら調整する必要があります。いきなり現金比率0%ではダメです。通常は30%程度現金か債券で置いておきましょう。そしてチャンスと見たら現金比率は無視して買い進めたいですね。

順調に上げる相場は滅多にない

ここ10年くらいはやや停滞する場面もありましたが順調に株価は推移して誰でも勝てる相場でした。でも更にその前の10年はフラットというか下げる場面が目立ちました。こういった相場ではいつ買うかが重要になります。

順調に上げ続ける相場はかなりまれだと思います。また停滞するフェーズが来るかもしれません。そのためにも現金比率を調整して、買うタイミングにはシビアになっておいたほうがよいと思います。

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