WTIのトレンド転換と新興国通貨高見込み

相場観
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先週の注目はWTI原油価格動向でした。下落トレンドは終わった可能性があります。今36.3ドルあたりですが、先週日足でのレジスタンスラインを超えてきたので、中期的に反発を見込みます。ただ40ドルあたりで押さえられると思います。もしもそれを超えてこれるようだと、43ドルあたりまで行きそうですね。

アメリカのシェールオイル採掘企業は破綻や、採掘量を減少させる動きが明らかに見られます。サウジアラビアの勝利ということでしょうね。シェールオイル業界の債務がサブプライムみたいにアメリカ経済に影響を与えそうですけど、どちらかというと今起きている原油価格低下がロシア経済に大きなインパクトを与え、ドイツ銀行くらいから火が噴き出して、全世界経済に打撃を与えるストーリーの方が無いわけではないですね。

でもこの原油価格の先高観による安心感でしばらく新興国通貨が買われることになると思います。前ブログの1月21日の記事でメキシコペソの買い推奨の記事を書いたのですが、その頃からポジションを取れば対ドルで約一か月で6%の利益になりました。もう十分利益が出ていますが、うまくいけばこの倍の利益になる可能性があります。ですが、USBMXNは週足で見た場合の移動平均線付近にあります。今週これを確実に抜いてくることを期待していますが、跳ね返されることも想定したいです。でも跳ね返されたときはどういうことかなと考えるとゾッとする気がします。その時は色々と売りに回らないとです。

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