ドル高だがなぜ円だけが売り込まれているように見えるのか

相場観
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ここ最近ドル円の動きが速かったので調整があるものと思って待ち構えてていたら、全然動かなくておかしい何かあると思っていたのですが、昨晩急にまた更に円安に動きましたね。まだまだ円売りドル買いエネルギーが溜まっていたので調整が入らなかったということでしょう。思ったより大きな動きでしたが、でもまだ調整がいずれ入ると信じてます。

トランプ大統領になったから急に円安になったと驚いている方もいるかもしれませんが、ほとんど関係ないと思います。最初の兆候は8月くらいから出ていました。米国債利回りのトレンド転換です。まだこのころは半信半疑でしたが。

ドル円相場は100円くらいが底かも
明日日本時間午後9時30分に米国雇用統計が発表されますね。市場の予想としては、非農業部門雇用数は前月比+18.0万人で失業率は4.8%くらいでしょうか。GDPが大幅に低かったことを受けて多少弱めの予想になっていると思います。 アメリカ...

そもそも期待だけで米国債利回りがここまで上がるのはおかしいし、トランプ大統領になったらリスクオフだと言っていたマスコミを信じてはいけませんよね。

何でもかんでもトランプ大統領と結びつけないでほしい
今ドル円は109.4円くらいですが随分円安が進んでいますね。トランプさんが勝利して一時101円くらいまで円高になりましたが、これは一旦危険回避的にドルが売られて円とユーロが買われた結果だと思いますが、すぐにアメリカの成長期待から債券が売られ...

なぜ米国債の利回りが上がっているかは、アメリカ経済が上昇局面にあるからで、そのとき株が買われて債権が売られるからです。最近アメリカから出てくる指標の結果はどれも景気上昇を示していますので、先行きが明るい状況になっていることから資金が安全資産の債券からリスク資産の株式へ流れている状態だということです。

景気見通しが悪くなるとなぜ円高になるのか
日本円は世界で金融危機などの問題が生じると買われて円高になるというのは、近年の現象から明らかなことですが、ではなぜそうなるのでしょうか。日本といえば1000兆円を超える借金を政府が背負っています。日本国債の格付けは韓国よりも低く、しかも見通...

また景気が悪くなると円が強くなるのと反対に、景気が良くなると円が弱くなります。これは大量の対外純資産を持っているので仕方のない流れです。景気が良くなると日米の金利差が拡大してしまうのも日本銀行が管理しているので仕方のない流れです。この二つの仕方のない流れが他の通貨より安くなっている要因だと思います。

米国債利回り急上昇で円安相場に備える
アメリカの10年国債の金利は2.348%で今週を終えましたが上昇が止まりませんね。この上昇が止まるまではドル高が続くものと思います。でも正直ここまで一気に上がってくるとは想定していませんでした。ドル円は金利差拡大の影響をもろに受ける形になっ...

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