去年の12月16日にビットコインはもうそろそろポジションを取らないようにと記事にしましたが、その通りの展開になりましたね。当時は19187ドルだったBTCは、今では6929ドルです。二カ月弱で64%下落とは恐ろしいですね。ポジションをクローズできた方は良かったですね。
庶民に買わせて終わりにする手法
上昇相場の終わり頃になると庶民に買わせてバブルを形成させ、庶民に損をさせて終わるといったことをよく目にします。その手段で使われるのがマスコミなわけです。昔からある安定した手法です。
情報が少なく正確に取れない我々ができることは、風が吹けば桶屋が儲かるではないですが、目に見える現象を捉えて先を読むことくらいですね。そのひとつがテレビ番組であったりCMでの露出が増えることです。
最初は書籍がどんどん出版されるようになり、そのころはまだ相場はそのまま好調でバブルがどんどん形成され、次にテレビ番組などで取り上げられるようになります。こうなると素人が参入してきてバブル末期といった感じです。
コインチェックの出川さんがシグナル
今回はコインチェックの出川さんのCMなんて典型的なものかなと思います。あれで素人がどれだけ手を出したかを考えると、NEM被害者の26万人という数字が物語ってくれます。素人は残念ながら逃げるのが遅いですから、仕掛ける側にとっては好都合だったりしますよね。
全て合法です
世の中はもっときれいでそんなひどい話があるわけは無いと思う方が大勢いらっしゃると思います。でも倫理的には問題かもしれませんが、このようなことをしても法律的に一切問題が無く罰する手立てが無い以上、好き勝手にやられてしまうのが現状だということを認識しておく必要があります。
仮想通貨の性質が事態を悪化させている
12月の記事に書いたとおり、だれも仮想通貨の暴落をとめようとは思わないので、行くところまで行ってしまいます。また黒い影もちらちらしている状況なので、一緒につぶされてしまうリスクもあります。
マスコミではブロックチェーンとか技術を全面に出して、そっちに目を向けさせて、仮想通貨自体の根本的なところを考えさせないようにしているとも見て取れますね。それもきっと策略なんでしょう。
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